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日语版论语子張第十九 Confucian Analects Les Entretiens de Confucius Confucius' Analects in Latin
尭曰第二十
一 尭の曰わく、咨(ああ)、爾(なんじ)舜、天の暦数、爾の躬(み)に在り。允(まこと)に其の中(ちゅう)を執(と)れ。四海困窮。天禄(てんろく)永く終えん。舜も亦た以て禹に命ず。(湯(とう))曰わく、予(わ)れ小子履(しょうしり)、敢えて玄牡(げんぼ)を用(もっ)て、敢えて昭(あきら)かに皇皇后帝に告(もう)す。罪あるは敢えて赦(ゆる)さず、帝臣蔽(かく)さず、簡(えら)ぶこと帝の心に在り。朕(わ)が躬(み)罪あらば、万方を以てすること無けん。万方罪あらば、罪は朕が躬に在らん。
周に大賚(たいらい)あり、善人是れ富む。周親(しん)ありと雖も仁人に如(し)かず。百姓(ひゃくせい)過ち有らば予れ一人に在らん。
二 権量を謹み、法度を審(つまびら)かにし、廃官を修むれば、四方の政行なわれん。滅国を興し、絶世を継ぎ、逸民を挙ぐれば、天下の民、心を帰せん。重んずる所は、民・食・喪(そう)・祭。
三 寛なれば則ち衆を得、信なれば則ち民任じ、敏なれば則ち功あり、公なれば則ち説(よろこ)ぶ。
四 子張、孔子に問いて曰わく、何如(いか)なれば斯れ以て政に従うべき。子の曰わく、五美を尊び四悪を屏(しりぞ)ければ、斯れ以て政に従うべし。子張が曰わく、何をか五美と謂う。子の曰わく、君子、恵して費(つい)えず、労して怨みず、欲して貪(むさぼ)らず、泰(ゆたか)にして驕(おご)らず、威にして猛(たけ)からず。
子張が曰わく、何をか恵して費えずと謂う。子の曰わく、民の利とする所に因りてこれを利す、斯れ亦た恵して費えざるにあらずや。其の労すべきを択んでこれを労す、又た誰をか怨みん。仁を欲して仁を得たり、又た焉(なに)をか貪らん。君子は衆寡と無く、小大と無く、敢て慢(あなど)ること無し、斯れ亦た泰にして驕らざるにあらずや。君子は其の衣冠を正しくし、其の瞻視(せんし)を尊くして儼然たり、人望みてこれを畏る、斯れ亦た威にして猛からざるにあらずや。
子張が曰わく、何をか四悪と謂う。子の曰わく、教えずして殺す、これを虐(ぎゃく)と謂う。戒めずして成るを視る、これを暴と謂う。令を慢(ゆる)くして期を致す、これを賊と謂う。猶(ひと)しく人に与うるに出内(すいとう)の吝(やぶさ)かなる、これを有司と謂う。
五 孔子の曰わく、命を知らざれば、以て君子たること無きなり。礼を知らざれば、以て立つこと無きなり。言を知らざれば、以て人を知ること無きなり。
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